WWDC2013の感想 Welcome back "Apple"

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お久しぶりです。threehouseです。

2013年も中頃のこの時期、Apple恒例のイベント WWDCが行なわれましたね。

実は、2011年頃からのここ数回のイベント、正直期待が持ててなかったんですね...これはどうして、と言う理由ははっきりは見えてないんですけど。

私は、なぜだかわからないけれども、今回発表はドキドキしていました。それは、いつまでたっても変わらない、段々悪くなってきていると感じていたiOSのデザインが一新されるから気になったのか、デザインチームのぶつかりに終止符が打たれ、大きく変更されるから気になっていたのか、はたまた、フラットデザインに引かれたのか、新型MacProが今年の年末と去年の秋頃にフィルシラーが書簡を出したから今回はいよいよ来るかと思ったからか、定かではないですが、とにかく楽しみにしていました。


私は今回の発表は楽しみにだった期待に応えてくれるものであったと思います。
そこで、今回のイベントは何だったのかなと振り返りながら話して行きたいと思います。




0.概要
今回の発表で、まず大切なキーワードに一つは”フラットデザイン”でしょう。
様々な各所で騒がれていたように大きな変更点となりました。ジョナサン・アイブが今までのインダストリアルデザイン部門トップからデザイン部門トップとなったことで、シンプルで繊細な作り込みの外観がソフトウェア内部にまで反映されることになりました。

そして、Appleは新たに"Apple"に生まれ変わったこと。
これは、組織が一つにまとまり、停滞していたここ最近のAppleを捨て、革新的なAppleとが帰ってきたことです。


1.MacOS X Mavericks

素晴らしいOSになる予感がします。そう、SnowLeopardのような。
私は、ここしばらくのOSの中では安定性、実用性などを考えると、SnowLeopardが一番だと考えています。それは、今までのOSに求められている機能を最も堅牢に高精度に美しく実現していたのではないでしょうか。
64bitグランドセントラルディスパッチ対応などなど。さらに周りのMacのOSを取り巻く環境(アプリケーションの対応、ユーザーのイメージする素直なシステムと言った点)と歩調のあった理想の状態だったと思います。残念なことに、、Lionで大きく機能変更が加えられ、iCloudやAppStoreなどを、ほかのデバイスと同様に使用するにはアップグレードせざるを得なくなりました。これにより、私もやむなく、、、Lionに持っていたMacのOSをアップグレードしたのを覚えています。(私の持っているMacProの対応する最後のOSはLionになってしまいました。)
なので、SnowLeopardがここしばらくでは、最もすばらしいOSだったと思っています。

MavericksはLionの、SnowLeopardのLeopard関係に近いものになると考えています。
実際、WWDCでの披露されたメイン機能では、フルスクリーン機能の改良(一部ではバグ取りレベルだともいわれていますが)や、今までのiOSからのいいところフィードバック、または親和性を上げる路線の延長のMapなどの機能が大きく取り扱われました。
MacOS Xも10."9"です。いよいよ、集大成となるOS Xシリーズの傑作が楽しみになるところでしょう。願わくば、このOSはLongSupportとなることを望みます。
私は最近サーバー用途のOSにUbuntuを使用していますが、あちらには"LongTermSupport"というものが存在します。これは、毎年 春、秋に行われるOSの中でも2年に1度行われるもので、長期サポート版になっています。
このおかげで、ユーザーは、少なくとも3,4年は長期的にサポートが見込まれるので、安心して使用できます。"Ubuntu更新が頻繁なOSだから、そんなもの設定していてはユーザーは最新のOSを使用しない!"などの理由でAppleが行わないのかもしれませんが、個人的には非常に安心して使えるため、行ってくれないかなーと思っています。

話を戻して、しかしながらLion以降、Appleは理想のOS探求のため、当時の素晴らしいOSを大きく変えてきました。それはiOSの成功からのフィードバックと銘打たれたものでありました。実際それはいたるところに見受けられましたが、正確にはユーザーのコンピューターとの付き合い方を新しく考え直させるものとして設計されたのでしょう。
MacBook Air以降、(もしかしたら初代iMac以降)Appleはヘビーユーザーなどに向けたものに代表されるハイスペック路線から路線を変え、新たな適材適所向けのスペックを提供し始めているのが見受けられるでしょう。
この話は次の項目につなげます。



2.The New ”MacPro”


ほんとうに、待ちました。
それは、、、もう7年も前のことです。私はMacのハイエンド機がIntelチップを搭載して新たな門出となるマシンを歓迎し、そして自前のワークステーションに据えました。

そのときまではMacをメインで使いたいながらも、親からの借り物のMacintosh Quadra 700と安いWindows(確かVAIOとFMVだったかな FMVはデザインはほかに比べればましだったもののPen4搭載ノートで爆熱だった...そういえば富士通って未だにスマートフォンでも爆熱路線...好きなのか?笑)でなんとやりくりしていた私だったが、、、さすがにMacOS9(?)でやりくりするのはむずかしく。

導入して、それは満足の一言でした。マルチプロセッサ、64bitマシン、大量のメモリなどなど多くのことがいえますが、これは一言にすばらしいマシンだという言葉に集約されます。そして、同時に長い期間これで戦えるという決意もありました。 少なくとも当時中学生であった私は4年は使えると見込んでいました。実際使えました。今も使っているのですから。もうすぐ7年です。
しかし、4年すぎたあたりでMacProを更新しようと考えていた私にAppleはなかなか最新アーキテクチャに対応したMacProを出してくれませんでした。それは2010年頃は少し手間取っているのかな?出るの遅いな?程度でした。
そして2009年のNehalemにかわるWestmere対応されましたがタイミングが遅かった、アーキテクチャ以外の変更点が少なかったなどの理由でそのときは待つことにしました。新しいモデルが出ることを。
当時、USB3.0が出回り始め、各種ポートも時代遅れになりつつあったためです。
ですがやっと待って出てきた2年後、2012年中期に出してきたモデルは、何と2年も前のアーキテクチャにクロップアップモデルを加えただけになりました。
いまだにThunderboltもなければUSB 3.0も、SATA III も RAMスピード改善もない。特にSATA3がないのはないのは致命的で、SSDの普及でドライブへのアクセスが飛躍的に、もはやSATAの規格がボトルネックなほどに進化した中で、2は、、、RAMもDDR2。しばらくDDR3の方が激安で手に入るようになりしかもECCメモリのみの対応MacProのメモリは笑いが出るくらい高い。
初代を使っている私からみると、
2010年から時間が止まったようです。

これは、、、いくならんでも買うのは??となる訳です。
ここで買ってしまえば、次は大きな進化が見込めるでしょうし。小規模な変更ということは、逆をいえば、次の大きな変更に向けて備えている、またはそのモデルを廃止と考えられます。後者は、Appleは過去からデザイナー、モデラー、などなどハイエンドユーザーに助けられ、また大切にしてきたことを考えると考えにくいです。であれば前者、”次の大型アップデートに向けて準備している”。
事実、私と同じく、発表を心待ちにしていたのになかったことで、フィルシラーに書簡まで書いた人物もいたようです。しかし、そこから得られた回答は期待させてくれるものでした。
”あなたのようなプロユーザー顧客はアップルにとって重要です、今回のイベントでは Mac Pro について触れる機会がありませんでしたが、来年に向けてとてもすばらしいものを開発しているので安心してください”

待とうじゃないですか。
ということでまった結果出てきたものは、なかなか面白いものになったといえるでしょう。
明らかに拡張性はほぼすべてThunderboltにたより、、内部の基本性能は販売の状態でほぼいじれないようになっています。内部ストレージも、PCIExpressに直止しでおそらく現状は催促のものとなるでしょう。(そのぶん要領は見込めないので外部ストレージになるでしょうが)初期装備でFireProをCrossFire、、、(これは面白い!!)でもシングルプロセッサなんですね。そんなにマルチはいらないと?

でも、実際に使うことを考えると、まず多くのユーザーにはストレージが問題で
このままいくなら... Thunderboltの外部ストレージが今の値段では困ります。これをなんとかしてほしいですね。


もしくはThunderboltでの拡張を前提にしたのであれば、
今までと違って、筐体内にすべて収まらないわけです。
なのである程度、Appleから公式拡張Thunderboltデバイスをあの”黒いゴミ箱(ry”にまっちする近いもので出してほしいです。

さきほど”黒いゴミ箱”などといってしまいましたが、まあ他方でいわれていますね...
煙突構造を採用して廃熱を効率化、ボディをコンパクトに。これは間違ってないかと。
自作PC業界で数年前に出て話題を読んだSilverStoneのFT-03がこの煙突構造を売りにしており、それをみたとき私は”うまい”と思いました。
これはデザインと機能が一体となったまさにすばらしいプロダクトだと。
実際FTシリーズはいい出来のものが多く、私もFT-02をwindows自作機に使ってお世話になっています。そして、当然話題にもなっており、、、あだ名はゴミ箱となった訳です。
見た目も置く場所も人によっては足下なため、、仕方ないですね。

そして、それと同じ煙突構造をとって、しかも大きさがよりゴミ箱に近くなれば、、、もう、そう呼ばれても仕方ないでしょう。上にそれらしく穴まであいて、
とどめにそっくりなゴミ箱が実在するのですから。(実際自作してしまった人もいます。→Mac Proモドキを例のゴミ箱で自作してみた by元店員M - http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/152/152227/

でも、、、私はジェットエンジンだと思いましたけどね。

なにせ、使ってる私からすると何もの冷やすには間違いなくものすごい空冷を行う必要があって、、吸気口も排気口もそれらしく、加えて中を開けばまるでジェットエンジンのパイプラインのように詰まっています。
これほどシンプルで性能へのイメージも力強いものですから、まあいろんなものに見えた人々がいるようです。
→日本でも海外でも、新しいMac Pro 2013に何かを入れたくてしょうがない人達のツイートまとめ - http://applech2.com/archives/29156383.html


3.iOS7

さて、ながながと書きたいところなんですが、私iOSAppDevであり、実際に使ってみているためあまりかけないんですよね NDA的に。
しかしこれだけはいえることは、意味的には疑問ですが、間違いなくビジュアル面ではiPhone初代始まって以来、最も多く変更されたOSであることは間違いないでしょう。


以上、多くのことを書きましたが、どうだったでしょうか。 MacOSへの要望や、MacProへの期待や2013年末モデルへの求めること、などなどの感想もぜひ読んでいただいた方からの意見聞きたいところですね。よろしければコメントにどうぞ

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